前の記事でマイルの基礎知識、マイルを貯めるとできることを紹介しました。
マイルを貯めると無料で飛行機に乗ることができます。
たくさんマイルを貯めれば、ビジネスクラスやファーストクラスにも乗れちゃいます。
それではマイルを貯める準備を始めましょう。
- どこのマイルを貯める?
- マイル会員に入会しよう
- マイルを貯める方法
- 大量にマイルを貯めるには
目次
どこのマイルを貯める?
マイルは航空会社ごとに貯まるポイント制度です。
まずはどこの航空会社のマイルを貯めるか決めましょう。
JALマイル or ANAマイル
日本で人気のマイルは、JALマイル(日本航空)かANAマイル(全日空)です。
両方とも貯めてもいいですが、どちらかに集中したほうが貯まりやすいので、メインで貯めるマイルを選びましょう。
行きたい場所で決める
航空会社によって直行便の有無や便数に違いがあるので、行きたい場所にあっているかで選ぶのもいいでしょう。
例えば、目的地がハワイならJALのほうが有利です。ただ、ANAも2019年から大型の飛行機をハワイ便に導入したので、頑張っています。
貯まりやすさで決める
こんな場合はマイルの貯まりやすさで選びましょう。
ANAマイルを貯めよう
おすすめはANAマイルです。
JALマイルより1.5倍くらい貯まります。JALとANAどちらでもいいかたは、まずはANAマイルを貯めましょう。
マイル会員に入会しよう
マイルを貯めるにはマイル会員に入会する必要があります。
JAL:JALマイレージバンク新規入会
ANA:ANAマイレージクラブ新規入会
おすすめはクレジットカードと同時申し込み
マイルを貯めるにはJALやANAのクレジットカードを持つのがおすすめです。
クレジットカードの申し込みと同時にマイル会員に入会できるので、手続きは一度で済みます。
マイルを貯める方法
マイル会員に入会したら、早速マイルを貯めましょう。
マイルを貯めるとひとことで言っても様々な方法で貯められます。代表的なマイルの貯め方、3種類を紹介します。
- 飛行機に乗って貯める
- クレジットカードを使って貯める
- 提携ポイントから交換して貯める
飛行機に乗って貯める
飛行機に乗るとマイルが貯まります。フライトマイルと呼ばれています。
貯まるレベル:
JALの飛行機に乗ればJALマイル、ANAの飛行機に乗ればANAマイルが貯まります。
飛行機に乗るだけで簡単に貯まるので、一番シンプルな方法です。
距離や航空券代によって貯まるマイルが変動する
飛行機に乗るだけでフライトマイルは貯まります。ですが、貯まるマイル数は様々な理由により変動します。
まずは、距離が長くて値段が高い航空券だとマイルはたくさん貯まる、と覚えてください。
普通の会社員では貯まりづらい
私は普通の会社員です。東京で働いていて地方への出張はありません。海外出張もありません。
仕事で飛行機にたくさん乗るひとはフライトマイルがたくさん貯まるでしょう。ですが、普通の会社員は年1回の帰省で飛行機に乗るくらいの頻度でしょう。
正直、年1回のフライトでは1,000マイルも貯まりません。ほかの方法でマイルを貯めましょう!
クレジットカードを使って貯める
飛行機なんて年1回乗るかどうか、というひとが多いと思います。
そんなひとでも確実にコツコツと貯まるのがクレジットカードを使って貯める方法です。
貯まるレベル:
- マイルが貯まりやすいクレジットカードを選ぶ
- なるべくクレジットカードで支払う
- 貯まったポイントをマイルに交換する
マイルが貯まりやすいクレジットカードを選ぶ
クレジットカードにはマイルが貯まりやすいカードと貯まりにくいカードがあります。
10,000円の買い物をしたとき、100マイルが貯まるクレジットカードもあれば10マイルしか貯まらないクレジットカードもあります。
なるべくクレジットカードで支払う
現金で支払ってもマイルは貯まりません。なるべくクレジットカードで支払いましょう。
- 電気、ガス、水道など公共料金
- スマホ料金
- コンビニやスーパーの買い物
- 外食
日々、支払っている料金をクレジットカード払いにするだけで、毎月1,000マイルは貯まりますよ。
貯まったポイントをマイルに交換する
クレジットカードを利用すると、まずはクレジットカード会社独自のポイントが貯まります。貯まったポイントをマイルに交換しましょう。
提携ポイントから交換して貯める
楽天ポイントをANAのマイルに交換、dポイントをJALのマイルに交換、など様々なポイントをマイルに交換することができます。
貯まるレベル:~
実は、交換前の提携ポイントによって貯まりやすさが大きく変動します。
マイルへの交換レート
ポイントが貯まりやすいことで有名なのは楽天ポイントですが、楽天ポイントをANAマイルに交換すると1ポイント=0.5マイルになります。マイルで考えると楽天ポイントは貯まりやすいとは言えません。
一方、東急グループのTOKYU POINT(東急ポイント)は、ANAマイルに交換すると1ポイント=0.75マイルになります。マイルで考えるとTOKYU POINTのほうが断然貯まりやすいです。
このように、マイルへの交換レートがより良いポイントを貯めることが重要です。
大量にマイルを貯めるには
マイルを貯める方法を3種類、紹介しました。
- 飛行機に乗る:年間1,000マイル程度
- クレジットカード:月1,000マイル
- 提携ポイント:貯めるポイントによって大きく変動
飛行機に乗ってマイルを貯める、クレジットカード利用でマイルを貯める、どちらも王道で確実な方法ですが爆発力はありません。
私は年間20万マイル以上を貯めました。大量にマイルを貯めるには爆発力のある方法を実践するしかありません。
具体的にはマイルへの交換レートが良いポイントを集中して貯めるです。
ANAマイルはTOKYU POINTを貯めよう
ANAマイルへの交換レートが良いポイントとはTOKYU POINTです。
- TOKYU POINT:1ポイント=0.75マイル
- 通常のポイント:1ポイント=0.5マイル
TOKYU POINTをたくさん貯めればANAマイルに高レートで交換でき、マイルが大量に貯まります。
私はこの方法で1年で20万マイルを貯めました。20万マイルはハワイ往復航空券×5回分に相当します。
JALマイルはdポイントを貯めよう
ANAマイルと異なり、JALマイルには交換レートの良い提携ポイントがありません。どのポイントも1ポイント=0.5マイルです。
比較的貯まりやすいdポイントを貯めて、JALマイルに交換しましょう。
まとめ
今回はマイルを貯める前の準備編でした。
- マイル会員に入会しよう
- 貯めやすいのはANAマイル
- クレジットカードはマイルの貯まりやすさで選ぶ
- TOKYU POINTを貯めて大量マイルを獲得しよう
次回はいよいよ実践編。マイルの原資となるポイントをどうやって貯めればよいのか紹介します。
スマホを使ってザクザクとマイルが貯まります!